想現力
Sougenryoku Mail Magazine
お元気ポジポジ様です!!
水曜日のたかちゃんこと西村隆宏です。
いつも「想現力」メルマガをご愛読頂きありがとうございます。
レィス!!
今回は孔子先輩ではなく、あるストーリーを紹介したいと想います。
では行きま〜す!!
ある日の学校からの帰り道、マークの前を歩いていた少年がつまずいた。
抱えていた本、セーター、野球のバットとグローブ、小型テープレコーダーがあたりに飛び散った。
マークは駆け寄って落ちたものを拾うのを手伝った。
同じ方向に家があるというので、荷物を少し持ってあげ、おしゃべりしながら一緒に帰った。
自己紹介によると、少年の名前はビル。
TVゲームと野球が大好きで、歴史以外の科目は苦手だという。
そして、ガールフレンドと別れたばかりだと話していた。
ビルの家に着くと、マークはコーラを飲んでいかないかと誘われた。
2人は午後の時間をTVを見たり、おしゃべりしたり、笑ったりして楽しく過ごした。
それからは、学校でもしばしば顔を合わせるようになり、昼食をともにすることもあった。
結局、同じ高校に進学し、そんな着かず離れずの付き合いはずっと続いた。
高校の卒業を3週間後に控えたある日、ビルがマークの家にやってきて、彼らの最初の出会いを懐かしそうに話し出した。
『マーク、あの日、なぜ僕があんなにたくさんの物を持ち歩いていたかわかるかい?
あれは学校のロッカーから中身を全部持って帰ろうとしていたんだよ。
僕のものを残したままにしたら、次に使う子が嫌な思いをするだろうと思ってさ...。
実はあの頃、母さんは睡眠薬を飲んでいてね、僕はそれを少しづつこっそりためていたんだよ。
君に初めて会ったあの日、家に着いたらそれを飲んで自殺するつもりだった。
でも、君に出会って、そのまま一緒におしゃべりしたり、笑ったりしたよね。
君が帰った後に、もしあのまま自殺していたら君との楽しい時間も持てなかったし、これから起きる沢山の素晴らしい事を経験することなく死んでしまうことになると思ったんだ。
これでわかっただろう?
マーク、君は僕の荷物を拾ったとしか思ってなかっただろうけど、あの日、僕の命も拾ってくれていたんだよ』
− ジョン・W・シュラター −
−−−−−−−
声をかける
話を真剣に聞く
そばにいてあげる
楽しくおしゃべりをする
やさしくだきしめてあげる
励ましの言葉
そんな、なんでもない小さな事が、相手にとってはとても大きな意味を持つ事があります。
心が傷ついたり、疲れたり、孤独を感じている人には、これ以上ない大きな救いや癒しとなる事がたくさんあります。
ある人は、自分の力を過小評価し、『自分が人に与える事ができるものは何も無い』と言ったりします。
しかし、心が疲れている人が多い現代社会において、静かに話を聞き、理解してくれる人の存在ほど貴重な存在は無いかもしれません。
人を救い、世の中をより良いものにするのは実は、そんな『なんでもないような事』の積み重ねなのかもしれません。
あなたはこの話を読んでどのように感じましたか?
明日のふくちゃんの想現力もお楽しみにー♪
「笑顔いっぱいに、想いやり一杯を添えて、感謝、感謝!!」
ポジ&ピース
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