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配信日:2014/07/17
406号 『「イスラム市場」は日本にとっての重要市場 11』 (ホープウィルニュース
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 ホープウィル ニュースレター <2014年7月17日発行 406号>
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本メールマガジンは弊社社員がお名刺交換をさせて頂いた方々、
ご面談をさせて頂いた方々、またメールマガジン配信をご希望頂いた方々に
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配信をご希望されない方はnews@hopewill.com までご連絡下さいませ。
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香港在住19年、香港で創業12期目のホープウィル・グループ代表の堀 明則が、
日々の経営活動の中での、『日本と海外との違い』、『気づき』、
『チャンス』また『リスク』などについての想いや情報を発信させていただきます。
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日本経済にとってイスラム経済圏はブルーオーシャン。
弊社が毎週発行する 「週間イスラム市場」
毎週世界のイスラム市場の情報をお届けします。
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「イスラム市場」は日本にとっての重要市場 11


「チャイナプラスワン」という言葉が日常的に用いられ、
多くの企業が中国以外の国に目を向けるようになった昨今、
その中でも特に注目されているのが、急成長を続けるイスラム市場です。
人口は世界人口の4分の1にあたる約16億人にのぼり、
アジア太平洋地域にはその6割にあたる約10億人が生活をしていると言われています。

マレーシアやインドネシアをはじめとするアジアのイスラム国は、
経済成長と人口増加が著しく、有望な市場として注目されています。

弊社でも最近はイスラム圏に関するお問い合わせを頂く機会が増加しており、
そのサービスの一環として、イスラム圏のビジネス情報に特化したメールマガジン、
「週刊イスラム市場」を毎週火曜日に配信させていただております

今回は、その「週刊イスラム市場」の内容を一部抜粋し、
株式会社親和のマルリンダ氏へのインタビュー内容をお届けします。


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(1)特集・日本のハラルビジネス
「イスラムのことはムスリムに聞け!」
株式会社親和 グローバル事業部

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近年イスラム市場が注目されるようになり、
日本人のイスラムに対する理解は徐々に深まりつつある。
しかし、実際にムスリムが何を欲していて、
どのようなニーズを持っているのかを知る機会はまだまだ日本には少ない。
この企画では日本に住むムスリムにインタビューし、
ムスリムの目線から見た日本を語ってもらう。

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今回は、日本在住18年の株式会社親和グローバル事業部のマルリンダ氏に話を伺った。
「ムスリム消費者として、18年の奮闘記」

最近は、テレビや新聞でハラルという言葉をよく目にするようになりました。
スーパーに行っても、ハラルマークが付いている食品を見かけるようになりました。
このことは、私たちムスリムにとっては大変嬉しいことです。
肉以外、例えば米、野菜、果物、魚といった
主食になっているものは市販で普通に買うことができますが、
加工食品やお菓子など、特に甘いものが好きな私にとって、
最初は苦労を感じることも多くありました。
来日してまもなく日本語学校に通い始めましたが、
漢字を読めるようになるには時間がかかりました。
買い物に出かけるたびに、スーパーの商品棚の前にお菓子を片手に、
もう片方の手には、ムスリムが食べられない原材料が載っているリスト、
つまりたくさんの漢字が並んでいるリストを持ち、
ゆっくりと一つずつ確認しなければなりませんでした。
自分の食べることのできるものを見つけると、
小さな声で「やった!食べられる!」と買い物カゴにお菓子を入れていました。
毎日のように、同じスーパーで、同じ行動を繰り返しましたが、
時には食べたいと思ったお菓子を最後に元の商品棚に戻さなければならないことも。
昔はこの作業に時間もかかっていましたが、今ではすっかり慣れました。
ムスリムにとって、口にするものの内容物は非常に重要視される上に、
ムスリムが少ない日本で暮らしていると、余計に気を付けなければなりません。
日本で暮らし、日本語を勉強していない人は、食べられない原材料を覚え、
常にリストを持ちながら買い物をするだけでなく、
口コミで知った商品を覚え、写真で記録しながら買い物する等の工夫をしています。
このような苦労があるからこそ、食べられる商品や
ハラルマークが付いている商品を見つけると、
まるで宝物を見つけたかのように喜んでしまうのです。
他のムスリムに知らせ、喜びを分かち合いたいと、
写真付きでフェイスブックに投稿し、
情報を拡散することも日本のムスリムの習慣になっています。
今の時代、インターネットを通じて、情報が集まるだけでなく、
オンラインショップを通じてハラル商品の注文もできるようになりました。
18年前の私は、ハラル肉を食べたくなると、
往復1時間以上かかる上野のアメ横まで行き、購入していました。
今では地方に住んでいるムスリムでも、ハラル肉を容易に手に入れることができます。
幸い日本食は、魚や野菜が中心になっているため、
日本での生活において不便さを感じることばかりではありませんでした。

<以上、「週刊イスラム市場」より抜粋>


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弊社が発刊しておりますメール マガジン「週刊イスラム市場」では、
最新のイスラム圏の情報だけでなく、ムスリムへの独占インタビュー、
イスラム経済の現状やビジネスチャンス、
イスラム教徒の習慣や文化、ものの見方や考え方、
それに関連する法律や会計制度など、
イスラム市場に関する包括的な情報だけでなく、
実際にイスラム圏への市場拡大に取り組まれる企業へのインタビューや、
イスラム国に滞在されるコラムニストからの現地リポート等、
充実した最新のイスラム市場の情報を、
月額600円(税抜)という低価格にて提供致します。

この巨大市場における、皆様の事業、商品、サービスの羅針盤となれますよう、
リサーチャー、編集員一同邁進しております。
是非とも御社のイスラム市場への関与・進出の足がかりとして、
「週刊イスラム市場」のご購読をぜひご検討ください。


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