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配信日:2014/06/26
403号 『「イスラム市場」は日本にとっての重要市場 8』 (ホープウィルニュース
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 ホープウィル ニュースレター <2014年6月26日発行 403号>
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本メールマガジンは弊社社員がお名刺交換をさせて頂いた方々、
ご面談をさせて頂いた方々、またメールマガジン配信をご希望頂いた方々に
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配信をご希望されない方はnews@hopewill.com までご連絡下さいませ。
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香港在住19年、香港で創業12期目のホープウィル・グループ代表の堀 明則が、
日々の経営活動の中での、『日本と海外との違い』、『気づき』、
『チャンス』また『リスク』などについての想いや情報を発信させていただきます。
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日本経済にとってイスラム経済圏はブルーオーシャン。
弊社が毎週発行する 「週間イスラム市場」
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「イスラム市場」は日本にとっての重要市場 8


「チャイナプラスワン」という言葉が日常的に用いられ、
多くの企業が中国以外の国に目を向けるようになった昨今、
その中でも特に注目されているのが、急成長を続けるイスラム市場です。
人口は世界人口の4分の1にあたる約16億人にのぼり、
アジア太平洋地域にはその6割にあたる約10億人が生活をしていると言われています。

マレーシアやインドネシアをはじめとするアジアのイスラム国は、
経済成長と人口増加が著しく、有望な市場として注目されています。

弊社でも最近はイスラム圏に関するお問い合わせを頂く機会が増加しており、
そのサービスの一環として、イスラム圏のビジネス情報に特化したメールマガジン、
「週刊イスラム市場」を毎週火曜日に配信させていただております

今回は、その「週刊イスラム市場」の内容を一部抜粋し、
スカイーアリ キャビンアテンダントスクールの
中根美弥子氏による「イスラム世界生活記」をお届けします。

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〈2〉特集・イスラム世界生活記(第2回)
〜イスラム圏航空会社日本人客室乗務員が語るイスラム世界の日常生活〜
フィナンザ アセットコンサルティング株式会社
スカイ−アリ キャビンアテンダントスクール/マネージャー
中根美弥子氏

近年急速に増加する中東からの観光客。
航空業界でもハラル食の導入や、ノンアルコール飲料の提供等、
様々なおもてなしに取り組んでいる。
今回はエミレーツ航空 日本人キャビンクルー第一期生として入社し、
イスラム世界を現場で体験された
「スカイ−アリ キャビンアテンダントスクール」マネージャー、
中根美弥子氏にお話を伺った。
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皆様、こんにちは、メルハバ、(トルコ語でこんにちはの意味です。)
スカイーアリ キャビンアテンダントスクールの中根ミヤコです。
今回は私がトルコ航空に在籍していた頃のエピソードと、
トルコと日本の関係についてお話させていただきたいと思います。

2002年に私はトルコ航空の日本人客室乗務員として、
トルコ航空に入社いたしました。
当時、成田からイスタンブールを月に2往復から4往復するパターンで、
現地イスタンブールには1泊から長くて4泊してまた成田に戻る生活をしていました。
トルコに滞在中、街中を歩くと必ずと言っていいほど日本語で、
「はーい、おじょうさん」とか「シャチョウさん」とか、
いきなり「結婚しませんか?」とか自分が知っているありったけの日本語を酷使し、
声を掛けられたのが印象的でした。

ヨーロッパとアジアの境目に位置するトルコ、
イスラム圏の中でも比較的イスラムの規律が緩く、
外国人には馴染みやすいところですが、
特に日本人に対しては本当にフレンドリーで親日家です。
その理由はなぜなのだろう、と理由を知ったのは
トルコ航空に入社後間もなくのことでした。

1890年、当時日本は明治維新の改革が軌道に乗り始めた頃で
当時の小松宮彰仁親王夫妻がイスタンブールを訪問し、
国王のアブドゥル・ハミト二世に会見し、
その返礼として、国王はオスマン・パシャ海軍将校を全権特使とする
600人の使節団を日本に送ったそうです。
一行は軍艦エルトゥールル号で明治天皇と会見後、各地で盛大な歓迎を受け、
3ヶ月後に帰国の途につくことになりました。
ところが、折からの台風シーズンで、建造後30年経つ老朽船は
和歌山県の樫野埼付近(現串本町付近)の岩場で座礁し、
エンジンが蒸気爆発を起こし船体が二つに割れ、
600名の乗客が海に投げだされてしまったのです。
この遭難にわずか50戸、400人の大島村の村民が総出で救援にあたったのですが、
どんどんと遺体のみが回収できるのみで、息のある人たちも身体が冷え切り、
虫の息だった中、和歌山の小さな村の村民たちは言葉が通じるわけはないけれども
「死ぬな」と叫び、自分たちが裸になってその体温を乗組員に伝えたのだそうです。
生き残ったのはわずか69人でした。
その400人しかいない村で、69人の食料を提供することは大変な事であり、
さらに村では漁をしてとれた魚を隣の町で米に換える貧しい生活をしていて、
季節的に台風で漁ができないことも重なり、食料はすぐに底をついたそうです。
遭難したトルコ人の皆さんに食事を提供するにも
自分たちの食料すらなかった状況だった中、
村人たちは自分たちの非常食として飼っていた鶏を料理し始め、
自分たちは飢えても生存者に提供し、
生存者はこれで命を長らえることができたそうです。
この遭難の一報は明治天皇に伝わり、天皇は直ちに医者と看護婦を派遣し、
生存者を日本の軍艦に乗せトルコまで送還させ、
さらに、日本全国から弔慰金が集められ、トルコの遭難者家族に届けられました。

その後、この話はトルコの小学校の教科書に載ることとなり、
日本の人々は命をかけて、そして自分たちが飢えていても、
トルコ人を救った国との印象が幼い頃から多くのトルコ人に刻まれる事となり、
事故後100年以上たっても感謝の気持ちが消えていないそうです。

そして時は流れ、1985年イラン・イラク戦争が発生した際、
トルコの方々からまさに思わぬ形で、
日本人そして日本への「お礼」を頂戴する出来事が発生しました。

<続きは「週刊イスラム市場」本編にて>


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